人生羊の戯れ言

生きとし生ける人は皆迷える子羊。人生の迷子になった私を留めておくためのささやかな覚え書き。ジャンル問わずです。好物はチョコレート。

暴食日記

ダイエットが難航中。

カロリー制限した翌日に食欲が暴走するので、日記をつけることで反省していこうという企画。

世間はコロナ一色。明日から県境をまたぐ移動が可能になるそうですが、いやはや。京都の天橋立に行きたいです。

さて、コロナ太り(という言い訳)の中、寝て起きて、食べてごろごろして、非生産的な日々を過ごしておりました。

暇なときにすることと言えばyoutubeの徘徊。暇すぎてなんでも見てます。

その中で行き当たったモンブランの動画を見て、「モンブランが食べたい!」と熱烈にモンブランさんに恋しました。

それからというもの、来る日も来る日もコンビニを徘徊するもなかなか巡り合えず。先日ついにセブンイレブンでイタリア栗のモンブランをゲットして食べました。

 

今までの羊のケーキ人生では、モンブランを食べたことがありませんでした。

ホテルのケーキバイキングやタルト食べ放題、スイパラなど、あらゆるスイーツを好んで食べてきた羊ですが、ケーキで選ぶのは、小さいころならショートケーキ一択、年を取ってからはチョコかフルーツ系。

年を取るとケーキの甘さに耐えられないので、たっぷりのフルーツが輝くフルーツタルトなんかは酸味が効いていて最高です。生クリームよりカスタード派なのもあって、最近はフルーツタルト狂でした。

そんなこんなは置いといて、初モンブランセブンイレブンにささげたのであります。

これがなかなかに美味しかった。

しかもモンブラン、その名前は「白い山」という意味なので、マロン味が絶対条件ではない上、マロンクリームがシャンティベースかバターベースかなど、中々に奥が深そう。

「食べ比べが、したい…!」

と思い立ったのが先週、そしてついに今日、ユーハイムに行く機会がありまして、モンブランをゲットできました。

それがこちら。

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ユーハイムモンブラン

お値段496円。ケーキとしては中庸なお値段でしょう。

この後、モンブランを食べてしまったことを皮切りに1000kcal超えの暴食をしてしまうわけですが、お味の説明を。

トップにのった栗は洋酒漬けにしてあり、このお味が羊の口には合いませんでした。羊の知らないお酒でした…。ラムのような強い香りがあるわけではなく、なんとなく苦甘い、アルコール臭のする味で、単体で食べるとあんまり…でした。

でも栗そのものの味は濃厚で、まわりのクリームなどと一緒に食べるとおいしく感じられました。

マロンクリームは生クリームと混ぜてあったのではないでしょうか。バタークリームかもしれません(味音痴)。油っぽすぎたり、重かったりは無かったです。しっかりと甘め、かつ固めでした。入刀した瞬間、ぺろっとマロンクリームが崩壊してしまい、「意外とぱさぱさ…?」とショックを受けましたが、味はとっても美味しかったです。

真ん中には真っ白の生クリーム。土台には横倒しのロールケーキ一切れに、ビスケットが敷いてありました。

このロールケーキの中心と、ビスケットの台座を固定する底部分とにラズベリーソースが!酸味の効いたお味のおかげで、食べ飽きることなく、ぐっと締まった美味しい味になりました。ケーキ屋さんのケーキはこういうひと手間が素敵ですよね。

マロンクリームに生クリーム、ロールケーキを重ねて大きな一口を放り込むと、「ガリッ」という音がして焦りました。何だったのかは分かりません。土台のビスケットの破片かな…。

ビスケットはフォークで切れる硬さではなかったので最後にまるっと一枚頂きました。手が汚れた…・_・

しっかりとサクッとしてビスケットながら、なんというんでしょうか、「ケーキ屋さんのビスケット」然とした、バターたっぷり故になし得るしっとり感、下に触れた時に若干ひやっと感じるような、冷涼感あるさっくりしっとり感で、久々に美味しいビスケットを食べました。普段ショートニングまみれの100円台のものしか口に出来ない庶民ですので。

 

モンブランを食べ終わった後の満足感は絶大(じゃぁ過食するなよという話ですが)、ほかのお店のケーキも食べたい~と思っていたのですが、お風呂に入りながらケーキの甘ったるさを思い返しほくほくしていると、「うーん。なんだかもう要らないなぁ」と思い直しました。

健全な胃袋の持ち主ならば食べ比べもいとわないのですが、老化によりケーキが以前より受け付けられなくなりました。

 

しばらくはケーキは食べられないかな。

でも、モンブランの奥深さは魅力的なので、次ケーキを食べるときもモンブランに挑戦したいと思います。メレンゲを土台にしているモンブランが食べたいので、それに出会うまでモンブランの旅は続きます。

 

長くなりましたが、暴食の度にこんな日記をつけるとなると面倒で面倒で、暴食をやめられるかもしれないなぁ、なんて思っておりますので、駄文に今後もお付き合いくださいませ(今後なんて無いのが理想だけれども)

次回暴食時も食レポ日記をお伝えできたら、ただの豚による無駄な消費活動から1ミリは生産性のある行動に変わるのではという期待を抱いて、おやすみなさい。